ネットの口コミについて

ネットの口コミの本当と嘘

日本にスマートフォンが普及し、老若男女誰もがインターネット検索をするようになってから口コミサイトが増えましたが、その書き込みの内容は本当に正しいのでしょうか。書き込んでいる人は実在するのでしょうか。

そもそも口コミというのは人と人が顔を合わせて話すことで広まるもので、あくまでも口から発する情報の事を指し、話し手の信用があって初めて有益な情報になります。

ネットに書いてあるのは口コミでは無く文字コミなので、信用も何も無く、情報が本当なのか嘘なのか自分で確認するしかありません。

ここではネットの口コミをうまく利用する方法を紹介します。

口コミサイトは誰でも書き込めるサイトと会員登録しなければ書き込めないサイトがありますが、メールアドレスはいくらでも量産できるので、どちらの情報が正しいか判断する事はできません。

また、グルメサイトによくある「店の雰囲気が良くて店員さんの対応も丁寧で…」のような、その店に行かなくても書ける抽象的でベタ褒めな口コミは嘘だと思った方が良いでしょう。

悪評も、内容が抽象的なものはライバル会社のネガティブキャンペーンの場合が多いので注意が必要です。

引っ越し口コミサイトにある「モノを壊された」系の口コミは、本来現場で解決しなければならない案件を解決せず、後でネットに悪口を書くという「社会人として恥ずかしい人が書いている」か「嘘」なので、いずれにせよ参考になりません。

最後に、良い事しか書いていないサイトはサイトそのものが広告なので、口コミは全て自作自演だと思って良いでしょう。
まさかそんな、と思うかもしれませんが、そう思う人が多いから儲かるのです。注意しましょう。

本当の口コミはサービスの利用体験に基づいているので、具体的なコンテンツや体験が書かれています。

逆ナンを試してみたのだが女性とつながった後、相手の声が全く聞こえないということが頻出していて困った。

5回の着信中、1回めは話せたけど後の4回は全てなにも聞こえず終了。

その前日に利用したツーショットでは普通に会話できたんだけどなぁ。

先月あった枚方の３３歳の女は良かった。
ちなみに、先は **２　六*七　*八**
24時前後に大体いる（たまに親が出るが。。。）

から引用

体験に基づく書き込みである事は明確ですね。
このように、利用した人にしか体験できない具体的な内容の場合は本当の口コミである事が多く、信用できます。

嘘の口コミは何らかの目的を持って投稿されます。
表現が抽象的で、口コミを利用して該当のサービスを良く見せるか別のサービスに誘導する傾向があります。

嘘の例1

うまく待ち合わせするコツを掴めば入れ食い。まじ。
教えたら対策されるから教えないけどｗｗ

嘘の例2

割高です。女性は比較的多いんだけど、時間あたりの金額が高すぎ。
他のサイト探したほうがいいです。

から引用

口コミサイトを利用して消費者に嘘の情報を提供する事は既に消費者庁が問題視して「口コミトラブル」のページを設けていますので、一度検索してみてはいかがでしょうか。